山陰自動車道 島根県区間

 今回は、先週に引き続きちゃんしんさんのご提案で山陰自動車道の島根県区間について検討します。最近、島根県知事の話題が出ていますが、具体的な案無しに批判することはあまりよくないとであると個人的には思います。他者の批判する前に、高速道路整備を頑張っていただきたいです。

<結論>

 現道活用区間も事業化し、全区間を高速道路として運用すべき。

<ルート>

 山陰自動車道の島根県区間は細切れに事業化されているため、多くの道路名称がついています。高速道路をバイパスと認識して建設したためであり、長距離を高速で移動する目的の高速道路を、その意味を理解しないまま建設を進めている様に見えます。米子西ICから戸田ICまでの区間で、以下の様な道路名称がつけられています。

安来(やすぎ)道路(有料):米子西IC – 東出雲IC

暫定2車線 設計速度:100km/h 制限速度:70km/h

松江道路:東出雲IC – 松江玉造

暫定2車線 設計速度:80km/h 制限速度:80km/h

山陰自動車道(有料):松江玉造(たまつくり)IC – 出雲IC

松江玉造(たまつくり)IC – 宍道IC:暫定2車線 設計速度:80km/h 制限速度:70m/h

  宍道(しんじ)IC – 宍道JCT:4車線 設計速度:80km/h 制限速度:70m/h

宍道(しんじ)JCT – 斐川(ひかわ)IC:暫定2車線 設計速度:100km/h 制限速度:70km/h

斐川(ひかわ)IC – 出雲IC:暫定2車線 設計速度:80km/h 制限速度:70km/h

出雲・湖陵(こりょう)道路:出雲IC – 湖陵(こりょう)IC

設計速度:80km/h 事業中 2024年度開通予定

湖陵(こりょう)多伎(たき)道路:湖陵IC – 出雲多伎(たき)IC

設計速度:80km/h 事業中 2024年度開通予定

多伎(たき)・朝山道路:出雲多伎(たき)IC – 大田朝山(あさやま)IC

暫定2車線 設計速度:80km/h 制限速度:70km/h

朝山(あさやま)大田(おおだ)道路:大田(おおだ)朝山(あさやま)IC – 大田(おおだ)中央(ちゅうおう)三瓶山(さんべさん)IC

暫定2車線 設計速度:80km/h 制限速度:70km/h

大田(おおだ)静間(しずま)道路:大田(おおだ)中央(ちゅうおう)三瓶山(さんべさん)IC – 静間(しずま)IC

設計速度:80km/h 事業中 2023年度開通予定

静間(しずま)仁摩(にま)道路:静間(しずま)IC – 仁摩(にま)・石見銀山IC

設計速度:80km/h 事業中 2023年度開通予定

仁摩(にま)温泉津(ゆのつ)道路:仁摩(にま)・石見銀山IC – 石見(いわみ)福光(ふくみつ)IC

暫定2車線 設計速度:100km/h 制限速度:70km/h

福光(ふくみつ)浅利(あさり)道路:石見(いわみ)福光(ふくみつ)IC – 浅利IC

設計速度:80km/h 事業中

現道活用区間:浅利IC – 江津(ごうつ)IC

江津(ごうつ)道路(有料):江津(ごうつ)IC – 浜田JCT

暫定2車線 設計速度:80km/h 制限速度:70km/h

浜田自動車道(有料):浜田JCT – 浜田IC

 4車線 設計速度:80km/h 制限速度:50km/h

浜田道路:浜田IC – 原井IC

 浜田IC – 竹迫(たけざこ)IC:暫定2車線 設計速度:80km/h 制限速度:60km/h

 竹迫(たけざこ)IC – 原井IC:4車線 設計速度:80km/h 制限速度:70km/h

浜田・三隅(みすみ)道路:原井IC – 石見三隅(みすみ)IC

 暫定2車線 設計速度:100km/h 制限速度:70km/h

三隅(みすみ)益田(ますだ)道路:石見三隅(みすみ)IC – 遠田(とうた)IC

設計速度:80km/h 事業中 2025年度開通予定

益田(ますだ)道路:遠田(とうた)IC – 須子(すこ)IC

暫定2車線 設計速度:100km/h 制限速度:60km/h 一部事業中

益田西道路:須子(すこ)IC – 戸田IC

設計速度:80km/h 2車線 事業中

 戸田ICから西側:計画中

<概要>

 延長:180km(島根県内)

 管理者: 有料区間:NEXCO西日本 無料区間:国土交通省

<今後の課題>

 ・浅利IC – 江津IC間の事業化

 ・戸田ICから西側の事業化

<4車線化先行事業化区間>

 ・安来道路

 ・山陰自動車道 松江玉造IC – 宍道IC

・江津道路 江津IC – 江津西IC

<まとめ>

浅利ICから江津ICの約17kmの区間のみ現道活用する意味はない。早期事業化し、全線を高速で長距離移動する区間として活用すべき。

―以上―

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