今回は、中部横断自動車道の未着工区間について検討しました。
<結論>
着工へ向けた手続きを進めているが、着手時期は未定。
<中部横断自動車道の概要>
・ルート
新清水JCT-双葉JCT-(中央道と重複)-長坂JCT-佐久小諸JCT
・建設中区間
南部IC-下部温泉早川IC(2021年度夏に開通予定)
・未着工区間
長坂JCT-八千穂高原IC(約34km)
・仕様
車線:暫定2車線(完成4車線)、最高速度:70km/h(4車線完成時は80km/h)
<未着工区間の計画>
・ルート
国道141号線に沿ったルートで計画されている。
・IC概要
長野県側に3か所、山梨県側に2か所建設が予定されている。
<進捗>
・都市計画決定 ⇒ 未決定
・環境影響評価 ⇒ 方法書の作成完了(関係者からの意見聴取段階)
・反対運動により周辺の高速道路計画と比較して事業化が遅れている。
・未着工区間の自治体が経済的に取り残される恐れがあるため、関係する自治体が合意形成を急いでいる。
<整備効果>
・安全・安心の向上 → 災害時のう回路確保。
・物流の円滑化 → アクセス性向上
・観光の活性化
・農業の活性化
<まとめ>
・整備効果 ⇒ 有り
・着工への動き ⇒ 有り
・懸念点 ⇒ 地権者との合意(反対運動があるため)
―以上―
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