JR四国について考える

 今回は、JR四国について考えると題しまして、JR四国の運営について考えました。

<結論>

 四国の空港運営を任せてもらう事で営業黒字化を目指しては?

<現状>

・JR四国に関係する鉄道路線

 予讃線:高松駅 – 宇和島駅間(赤字)

 土讃線:多度津駅 – 窪川駅間(赤字)

 本四備讃線:茶屋町駅 – 宇多津駅間(黒字)

 高徳線:高松駅 – 徳島駅間(赤字)

 徳島線:佃駅 – 佐古駅間(赤字)

 牟岐線:徳島駅 – 阿波海南駅間(赤字)

 予土線:若井駅 – 北宇和島駅間(赤字)

・競合する高速道路網

 徳島自動車道:鳴門JCT – 川之江東JCT

 高松自動車道:鳴門IC – 川之江JCT(坂出支線有り)

 松山自動車道:川之江JCT – 津島岩松IC

 高知自動車道:川之江JCT – 宿毛和田IC(未開通区間有り)

 高知東部自動車道:高知JCT – 安芸西IC(一部開通)

 阿南安芸自動車道:阿南IC – 安芸西IC(一部開通)

 徳島南部自動車道:徳島JCT – 阿南IC(全線未開通)

 神戸淡路鳴門自動車道:神戸西IC – 鳴門IC

 瀬戸中央自動車道:早島IC – 坂出IC

 西瀬戸自動車道:西瀬戸尾道IC – 今治IC

 今治小松自動車道:今治IC – いよ小松JCT(一部開通)

<課題>

  • 鉄道収入の減少

 高速道路延長キロの増加及び四国の人口減少により鉄道運輸収入はこれまでも、これからも減少傾向。

  • 本四備讃線(瀬戸大橋)の老朽更新コスト

 瀬戸大橋を通る本四備讃線の老朽更新コストが今後必要とされているが、費用の調達方法が未決定である。JR四国の負担となれば、唯一黒字の備讃線も赤字に転落する。

<まとめ>

・高速道路網の充実と人口の減少により、鉄道収入は今後も減少が予想される。

・収支が黒字の本四備讃線も老朽更新費用がかさむ見込み。

⇒JR四国が保有する鉄道インフラで事業の黒字化を達成することは不可能。

<黒字化対策提案>

・赤字路線の切り離し。(第三セクター化してJR四国から赤字路線を切り離す。)

・高速バス事業の強化。(成長の見込める高速バス事業を拡大する。)

・空港運営に進出。(黒字の空港運営に今後進出し、黒字の事業を増やす。)

⇒旅客鉄道会社として存続するには、将来資金をためて新幹線を建設する必要あり。

―以上―

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